自転車を利用していて、突然のパンクは困ってしまいますよね。
もしも、パンクしても助けてくれる自転車保険に加入していると、何かと安心ではないでしょうか?
今回はパンク時のサポート付きの自転車保険6社と注意点などについてご紹介したいと思います。
パンクしても助けてくれる保険に入りたい!

自転車を利用していて、パンクって身近なトラブルに感じますよね。実際にパンクの多さを裏付けるこんなデータがあります。
以下は、au損害保険(au損保)による自転車向け保険の付帯サービス「自転車ロードサービス」の利用実態調査の結果です。
※2016年6月1日~2017年5月31日、au損保の「自転車向け保険」(バイクル、バイクルベスト、バイクルS)の契約者で「自転車ロードサービス」を要請した1491件を対象。
上記右の円グラフは故障トラブル件数の内訳を示しています。
この円グラフを見るとパンクの割合が73%と、いかにパンクが身近な故障かがわかりますね。
「そろそろ自転車保険に入らなきゃ!でもどうせならパンクしたときに助けてくれる保険がいいなあ」って思いませんか?
保険とは、「万が一何かあった時のための備え」です。だからこそ、身近なトラブルであるパンクもサポートしてほしいですよね。
安心してください。
パンクをサポートしてくる自転車保険もあります!
パンクを補償する自転車保険!主流はロードサービス
ロードバイクをフランスパンのように担いで帰る
ロードサービスある保険入っときゃよかった(・_・、)— 松尾 和哉 (@180sx_kazuya) 2017年9月10日
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自転車保険の中には、パンク時のトラブルを補償してくれる保険がいくつかあります。
各保険会社のパンクへの補償を見てみると、パンクした自転車を家や店舗まで運ぶ「ロードサービス」が主流となっています。
ロードサービスとは、パンクなど何かしらのトラブルに見舞われた際、自宅や自宅の近くまで自転車を運んでくれるサービスです。
パンクの修理代を補償するタイプのサービスと考えていた方もいると思いますが、修理代は自己負担となるので注意が必要です。
以下にロードサービス付き自転車保険を紹介しているので、ご覧ください。
ロードサービス付き自転車保険一覧
一回50kmまで、無料で自転車を搬送してくれるロードサービスが付いています。ロードサービスが付いた自転車保険の中でも最長クラスの保障なので、遠出する人におすすめです。
- 24時間365日対応
- 年間3回まで対応
- 1回50kmまで無料
- 月額:390円(税抜)
- 個人賠償責任補償付帯:1億円
- 示談代行サービス
- 入院一時金:10,000円を補償(3日以上の入院)
au損保は、日本の自転車保険で初めてロードサービスを付けた保険で、保険料の安さと手厚い補償が魅力です。また、スポーツサイクル専用の車輌保険と盗難保険の付いた、すぽくるという保険もあります。例として本人タイプブロンズコースの概要を記載します。
※他に、保険タイプとして:家族タイプ、本人・親族タイプ、コースとして:シルバーコース、ゴールドコースがありますので詳細はこちらをご確認ください。
- 24時間365日対応
- 年間4回
- 1回50kmまで無料
- 月額:360円(税抜)
- 本人のみ個人賠償責任補償:2億円(ブロンズコースの場合)
- 示談代行サービス
- 入院保険金日額:4,000円(自転車事故の場合は2倍の8,000円)
- 手術保険金:2万円または4万円(手術による。自転車事故の場合は2倍の4万円または8万
自転車通販サイトのサイマが提供する自転車保険です。サイマで自転車を購入・防犯登録をして、サイマスタンダード安心パックを購入した場合に適用されます。扱っている自転車の多くはママチャリやシティサイクルということもあり、ロードサービスの対応距離は10kmと短めです。
- 24時間365日対応
- 年間1回
- 1回10kmまで無料
- 自転車購入から1年間のみサイマスタンダード安心パック購入に限り無料
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社を引受保険会社 とした、保険付帯の自転車ロードサービスです。「ロードサービス」「自転車保険」「入院一時金」「示談代行サービス」がセットになっています。
- 24時間365日対応
- 年間4回
- 1回40kmまで無料
- 月額:700円(税抜)※ご家族の人数にかかわらず料金一律
- 個人賠償責任補償:1億円
- 示談代行サービス
- 傷害手術保険金:最高3万円
- 傷害入院保険金日額:3,000円
ロードサービス付き自転車保険の注意点

原則としてロードサービスカーに人間は同乗できない
動かなくなった自転車を搬送するロードサービスカーですが、基本的に輸送するのは自転車だけで、自転車の持ち主であっても人間を同乗させることはできません。
そのため、自転車の持ち主は自分で公共交通機関やタクシーを使って帰宅する必要があります。
ただし、郊外などの移動手段が見つかりにくい場所の場合は、例外として特別に同乗させてもらえることもあるようです。
家まで?最寄り駅まで?
ロードサービスを行っている保険会社ですが、どのサービスもまったく同じというわけではありせん。ロードサービス内容によっては、自転車の届け先が「最寄り駅まで」ということもあるようです。
「自宅まで届けてくれると思っていたのに…」という勘違いがないように、サービスへの加入前にどんな内容なのかしっかり確認しておきましょう。
業者に頼んだほうがいい場合も?
ロードサービスは、自転車がどんな状態でも搬送してくれるので、例えば自転車が大破してしまった場合でも、条件内であれば対応してくれます。
とはいえ、そこまで大きな事故に遭遇することは極稀なことなので、あまり現実的とはいえないかもしれません。
上でも説明しましたが、ロードサービスを利用するケースで最も多いのは、「後輪のパンク」で、自転車の故障の70%超の原因がパンクです。この事実から、ただ自転車の故障に備えたいのなら、ロードサービスに加入するよりも、自転車修理業者に頼んだ方がリーズナブルかもしれません。
ほとんどの場合、簡単なパンクやチェーン切れだったら、1,000円程度の費用で問題は解決します。
ロードサービス付きの自転車保険は長距離走行をする人におすすめ!

自転車のトラブルで最も多いのは故障です。
その内7割をパンクが占めていることから、タイヤがパンクしたときの対策は、何かしら考えておく必要があるでしょう。
タイヤがパンクした時のカバーとして、自転車保険会社で最も一般的なサービスはロードサービスです。
ただし、パンクだけの対策としてロードサービスに加入するのは、よほど自転車の使用頻度が高い人でなければ、割高に感じてしまうかもしれません。
場合によっては、ロードサービスに加入せず、いざという時は自転車修理業者に依頼する方が負担は少なく済むかもしれません。
自転車の使用頻度や生活スタイルに合わせて、無理なく対応できる方法を選びましょう。
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