【罰則は?】愛媛県で自転車保険は加入努力義務!賠償責任保険に加入すべき?

愛媛県では、平成25年4月1日に「愛媛県自転車の安全な利用の促進に関する条例」が制定されました。

その後、平成27年4月1日にはその一部が改正され、自転車事故を起こした場合の賠償責任を補償するような保険である「自転車損害賠償保険等への加入」が努力義務とされています。

しかし、条例について知ってはいるものの内容を理解しているまだまだ人は少ないのではないでしょうか。

そこで、どのような人が加入努力義務の対象になるのか、努力義務とは何なのかを具体例を交えてご紹介したいと思います。

愛媛県の自転車保険義務化

愛媛県では努力義務!自転車保険の加入義務化

愛媛県で平成27年4月1日に一部改正された「愛媛県自転車の安全な利用の促進に関する条例」では、自転車損害賠償保険等への加入が努力義務とされています。その対象者は、基本的には「自転車で愛媛県を走行するか」で決まります。
つまり愛媛県在住かどうかは関係なく、他府県に住んでいても自転車で愛媛県を走行する場合は加入努力義務化の対象になるということです。
しかし、自転車で愛媛県を走行する人すべてが対象になるわけではありません。対象者については、以下の資料をご覧ください。

対象者 努力義務
自転車利用者
保護者
事業者
貸付け業者
小売業者

△:努力義務 -:規定なし
このように、保護者・事業者・レンタサイクル業者・小売業者には加入努力義務の対象にはなっていません。

加入努力義務の内容をチェックしましょう!

自転車利用者には加入努力義務がある

自転車に乗る人は、自分が被保険者となる自転車損害賠償保険等に加入する努力義務があります。
他の自治体のように未成年者に関する記載はありませんが、未成年者が自身の意思で保険に入ることは難しいので、実質保護者に加入努力義務が課せられるでしょう。
以下に自転車利用者の加入努力義務についての条例を抜粋したので、チェックしてみましょう!

第5条第2項
自転車を利用する者は、自転車が関係する交通事故の防止に関する知識
の習得及び自転車が関係する交通事故により生じた損害を賠償するための
保険又は共済(以下「自転車損害保険等」という。)への加入に努めなけれ
ばならない。

愛媛県自転車の安全な利用の促進に関する条例より引用

【他の自治体と比べた時の注意点】事業者・レンタサイクル業者・小売業者に関する規定はない!

他の自治体では、事業者・レンタサイクル業者・小売業者にも以下のような加入義務や加入努力義務を課しているケースが多くあります。
○事業者
従業員が業務の中で自転車を利用する場合は、事業者または従業員が被保険者となるような保険などに加入しなければなりません。
○レンタサイクル業者
レンタルする人(客側)が被保険者となるような保険などに加入しなければなりません。
○小売業者
自転車を買おうとしている人に、自転車保険などに加入しているかを確認する努力をしなければなりません。
その上で、加入していない or 加入しているかどうかわからない場合は、自転車を買おうとしている人に自転車保険などの情報を提供する努力をする必要があります。
しかしながら、愛媛県にはこのような規定はありません。
そのため勤務先やレンタサイクルなどで自転車に乗る場合は、自身が自転車保険等への加入に努めなければいけません。また、小売業者に案内をされない可能性もあるので、自転車を購入する場合は自転車保険等への最低限の知識を持っておく必要があるでしょう。
トラブルを避けるためにも、自転車に乗る場合には必ず勤務先やレンタサイクル事業者が保険に入っているかを確認するようにしましょう!

未加入だとどうなる?違反したら罰則はあるの?

それでは、自転車損害賠償保険等への加入が義務化もしくは努力義務化されているにもかかわらず、未加入であった場合はどうなるのでしょうか?もしかしたら、今まで加入義務の対象になっていることに気付かず、今になって焦っている人もいるかもしれません。
愛媛県では、平成27年4月1日に「愛媛県自転車の安全な利用の促進に関する条例」が一部改正され、自転車損害賠償保険等への加入が努力義務とされています。しかし、今のところ罰則は設けられていません(2019年12月現在)。その主な理由は、保険に加入しているかどうかの確認が難しいからです。
加入義務の対象となるような補償は、自動車保険や火災保険のオプションとして加入している場合もあり、自分自身で加入していなくても親や配偶者が「家族プラン」に加入している場合もあります。そのため、それぞれの保険加入を証明することは非常に困難なのです。なお、これは愛媛県に限らず、すでに義務化や努力義務化されている自治体についても罰則規定はありません。
しかし、罰則がないからといって加入しなくていいという訳ではありません。万が一の高額な賠償金や、被害者の治療費をまかなうためにも自転車保険には加入しておくべきです。

努力義務化の対象になるか具体例で確認!

ここまで愛媛県の自転車損害賠償保険等への加入の努力義務対象者や内容について解説しました。続いて、具体例を用いてもう少し詳しくみていきましょう。
◯愛媛県在住ではないものの、来年度から子どもが松山市内の高校に自転車で通う
 →子どもに加入努力義務があるため、保護者が自転車保険等に加入するように努める必要がある
愛媛県を自転車で走行する人には加入努力義務が課せられていますが、ほとんどの高校生は未成年者であるため、代わりにその保護者に努力義務が生じます。そのため、保護者は子どもが被保険者となるような自転車保険等に加入するように努めなければいけません。
◯自転車で愛媛県内の大学に通う
 →年齢によって努力義務の対象が異なる
 ●未成年者の場合:保護者に加入努力義務がある
先ほどの事例と同様の理由で、保護者に加入努力義務があると考えられます。
 ●成年者の場合:自分に加入努力義務がある
自転車利用者に該当するため、自ら自転車保険等に加入するように努めなければいけません。

まとめ

平成25年4月1日に制定され、平成27年4月1日に一部改正された「愛媛県自転車の安全な利用の促進に関する条例」の自転車損害賠償保険等への加入の努力義務対象者について解説しました。
全国で自転車事故の高額な損害賠償が発生していることから、愛媛県は自転車利用者に対する保険加入を努力義務化しています。さらに、愛媛県は「自転車マナー先進県」を目指すという高い目標を設定して、自転車の安全な利用の促進を図っています。
現時点では未加入でも罰則は設けられていませんが、努力義務の対象になっている場合は自分が被害者になった時、あるいは加害者になった時を想定して必ず加入しておきましょう。

愛媛県の義務化対象市区町村

義務化対象となる市区町村は以下を参考にして下さい。

松山市/今治市/宇和島市/八幡浜市/新居浜市/西条市/大洲市/伊予市/四国中央市/西予市/東温市/越智郡上島町/上浮穴郡久万高原町/伊予郡松前町/伊予郡砥部町/喜多郡内子町/西宇和郡伊方町/北宇和郡松野町/北宇和郡鬼北町/南宇和郡愛南町
注意事項
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保険プラン比較表利用時の注意事項については、保険プラン比較表利用時の注意事項をご覧下さい。

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