PTA団体補償制度は個人で申し込む必要はない!補償金額によって自転車保険加入も

自転車事故への備えとして自転車保険に加入する家庭が増えており、学校に通う子どもの保護者と教職員からなるPTAの保険制度に注目が集まっています。
しかし、PTAの保険制度は複雑でわかりにくいため、今まで詳しく説明されることはほとんどありませんでした。
そこで今回は、PTAの保険がどのようなものなのか、PTAの保険と自転車保険の両方に加入する必要があるのかをわかりやすく解説したいと思います!

PTAの保険にはたくさん種類がある!

PTAには上部組織がある

PTAの保険について説明する前に、まずは各学校ごとのPTAにはいくつかの上部組織があることを知っておく必要があります。下の資料をご覧ください。

各学校の上には、PTA連絡協議会・連合会(P連)があることがわかりますね。
具体的には、各小中学校の上に市や区のP連(市P連等)、市や区のP連の上には都道府県のP連(県P連等)、都道府県のP連の上にはブロックP連、ブロックP連の上に日本PTA全国協議会(日P)があります。
P連に対し、各学校のPTAは「単位PTA(単P)」と呼ばれています。
高校の場合もほとんど同じですが、1番上が日Pではなく「全国高等学校PTA連合会」という違いがあります。

PTAの保険は「県P連」などが運営している

PTA系には多くの組織があることがわかったと思います。
同様に、PTA系の保険にも多くの種類があるのです。それでは、PTA系の保険をまとめた資料をご覧ください。

名前 被保険者 被補償条件 加入方法
PTA団体補償制度 PTA団体傷害補償 児童・生徒 学校の管理下中 PTA単位で加入
(個人で加入する必要なし)
PTA会員 PTA活動中
PTA団体賠償責任補償 児童・生徒 学校の管理下中,
管理下外は問わない
PTA会員 PTA活動中
こども総合保障制度 児童・生徒
及びその家族
とくになし 個人で加入

この資料からわかる通り、PTA系の保険は大きく「PTA団体補償制度」「こども総合保障制度」の2つに分けられます(これらの制度はP連によって名前が微妙に変化します)。
それぞれの特徴を確認してみましょう。

●PTA団体補償制度

PTA団体補償制度には、

  • 団体傷害補償
  • 団体賠償責任補償

上記2つの補償があり、県P連(政令市の場合は市P連)が運営しています。
PTA団体補償制度はPTA単位で加入するため、個人で加入する必要はありません。

●こども総合保障制度

こども総合保障制度はPTAで加入するPTA団体補償制度とは異なり、個人単位で加入する必要があります。

PTA団体補償制度は、PTAに加入していなくても補償を受けられる

しばしば「PTAに加入していないとPTAの保険の補償は受けられない」と誤解されがちですが、必ずしもそうとは限りません。
PTA団体補償制度は、補償を受けられる対象を「単P会員校の児童・生徒およびPTA会員」としているため、児童・生徒であれば保護者がPTAに加入していなくても補償を受けられるのです!
例えば、横浜市P連のPTA賠償責任補償の場合は「生徒のPTA管理下中、管理下外を問わず、PTAの生徒の行為に起因して、第三者に法律上の損害賠償を負担することによって被る損害を補償します。」としています。
ちなみに、保護者はPTAに入会していないと補償を受けられないので注意しましょう。

賠償責任補償があれば、改めて自転車保険に必ず加入する必要はない

自転車事故に対応するには「損害賠償責任補償」と「傷害補償」が必要

自転車事故が起きた場合に考えられるのは、子どもが加害者になったパターン or 子どもが被害者になったパターンの2つです。
子どもが被害者になった場合はケガの治療費が必要になり、子どもが加害者になった場合は賠償金を支払う他、ケガをした場合は治療費がかかります。
この2つのパターンを考慮して、賠償金への備えとして「損害賠償責任補償」、治療費への備えとして「傷害補償」が必要になります。

特に重要なのは「損害賠償責任補償」

自転車事故に対する備えとして2つの補償が必要だと説明しましたが、中でも特に重要なのが「損害賠償責任補償」です。
なぜなら、過去に小学生が起こした自転車事故で、その保護者に約9,500万円の賠償金が請求されたケースがあるからです。また、治療費は自治体の「子ども医療費助成」等で補償されることが多いため、どちらかというと損害賠償責任
補償の方が重要になってくるのです。
ここで確認したいのは、子どもが通う学校のPTA団体賠償責任補償の補償金額です。
この補償金額を参考にするのであれば、損害賠償責任補償額が1億円程度あれば改めて自転車保険に加入する必要はないでしょう。
もし補償金額が足りないと感じた場合は、保険会社の保険に比べて割安で加入できるこども総合保障制度に加入することをおすすめします。
【子供におすすめの自転車保険ランキング】子供に自転車保険は必要?

まとめ

PTAの保険がどのようなものなのか、PTAの保険と自転車保険の両方に加入する必要があるのかを解説しました。
最後に、もう一度ポイントをおさらいしておきましょう!

  • PTAの保険は「PTA団体補償制度」と「こども総合保障制度」に分けられる
  • PTA団体補償制度はPTA単位で加入するので、個人で申し込む必要はない
  • PTA団体補償制度の損害賠償責任補償が1億円程度あれば、改めて自転車保険に必ず加入する必要はない
  • 補償金額が足りないと感じた場合は、こども総合保障制度に加入するとよい

PTAの保険は複雑でわかりにくいものの、通常の保険会社の保険に比べて割安で加入できるというメリットがあります。
児童や生徒であれば保護者がPTAに加入していなくても補償を受けられるということなので、ぜひお住まいの地域のP
連の補償を確認してみてくださいね!
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注意事項
*1
保険プラン比較表利用時の注意事項については、保険プラン比較表利用時の注意事項をご覧下さい。

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石川県40代・女性・専業主婦 その他 B-1
総合評価
(3.0)
良くも悪くも感じない、自分達の加入している保険での家族加入や家族対応の物に代えてもよさそうな位自転車での行動がないから
保険料
(3.0)
学校も近いし部活での移動も送り迎えが必要で自転車に乗る機会があまりないみたいだから、必要を感じないから
補償の手厚さ
(3.0)
特に使ってないがとりあえずの事故や怪我には対応してるみたいだったし、引っ越しの関係でバタバタ選んだから
保険会社の対応
(3.0)
自転車に乗る機会や距離が短く請求する様な状況にならず、請求などしたことがなくて封書でのやりとりだけだから
支払いの満足度
(3.0)
学校で案内された保険でとりあえず皆さんが入ってるみたいだったし、事故に合わなければこれくらいかと思ったが下の子供もいて二人分加入すると考えたらもう少し安くても良かったかなと回りの保護者と話した事があったから
友人・知人へのおすすめ
(3.0)
学校での使用状況やプライベートでの行動など本当に必要な状況かよく判断してからでも加入は大丈夫だと思うから
改善してほしい所
学校で進められた保険だが、今の登校や部活の状況では入らなくても良かったかもと思うから、学校以外で自転車に乗る機会も少なくなってる