【高齢者向けおすすめ自転車保険】年齢無制限プランや安い保険あり!注意点は?

自転車保険について、「自分の年齢でも加入できる保険はあるの?」「高齢の両親のために保険が必要なんだけど…」と不安になっている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、70歳以上でも加入できる保険プランに絞って、内容を比較しながらお手頃な保険料で手厚い補償が受けられるおすすめの自転車保険を紹介します。

高齢者でも加入できる自転車保険は?

多額の損害賠償が発生した事例などを受け、全国の自治体で自転車保険の加入義務化が進んでいます。
また、自動車免許の返納率の増加に伴い、今後、自転車を利用する高齢者が増えていくことが予想されます。

高齢者が加入できる自転車保険は限られている

各社の保険プランには加入条件を69歳までとするものも多く、70歳以上で入れる保険は限られています。
しかし、中にはお手頃な保険料の保険や、ケガの補償が手厚いプランもあります。
まずは、70歳以上でも入れる自転車保険をひと通り見ていきましょう。

70歳以上でも入れる自転車保険一覧

全日本交通安全協会
『サイクル安心プラン』

  • 保険料は年額1,230円〜
  • Web申し込みで保険料が年間200円お得になる
  • 年齢制限がない
  • 通院や手術の補償がない

年齢制限なし!Web申し込みでさらにお得!

au損保
『Bycle』シリーズ

  • 保険料は年額3,920円〜
  • 「Bycle S」プランは70〜89歳まで加入可能
  • Bycle S以外のプランは74歳まで加入可能
  • 個人賠償責任補償が最大3億円(Bycle Sは2億円)

 自転車事故への補償が手厚くロードサービスつき!

ちゃりぽスタンダードプラン(ジャパン少額短期保険)

  • 保険料は年額2,900円〜
  • 「Bycle S」年齢制限がない
  • Bycle 年払の場合は、銀行振込やコンビニ払いができる
  • 個人賠償責任補償は最高1,000万円

年齢制限ナシ!!安いプランでも入院日額6,000円

まも~るプラン(損保ジャパン)

  • 保険料は年額16,010円~
  • 通院補償あり
  • 自転車に限らず幅広い傷害補償を付けられる
  • 70〜満89歳まで加入可能

通院補償あり!特約追加で義務化にも対応!

まるごとマモル

  • 保険料は年額1,990円
  • 加入できるは69歳までだが、補償は家族も受けられる
  • 別居の家族の賠償責任も補償対象

別居の家族の義務化にも対応!保険料も月170円程度と格安!

高齢者向けの安い自転車保険ランキング

70歳以上が加入できる自転車保険はいくつかありますが、できれば保険料は抑えて必要な補償が受けられるようにしたいですよね。
ここでは、高齢者が自転車で誰かをケガさせたり、日常生活でモノを壊してしまうケースに対応する自転車保険を安い順にランキング形式で5つ紹介します。

1位 サイクル安心保険 賠償のみプランA(年額1,230円)

被保険者の年齢が無制限にも関わらず、月々約103円と保険料が最も安いのがこちらの保険です。
この安さで賠償責任は1億円まで補償されます。
ただし、ケガに対する補償が一切ありません。
医療保険など他の保険でケガに対する備えができていて、自転車保険の義務化に対応する保険を探している方におすすめの保険と言えます。

2位 ニッセイまるごとマモル(年額1,990円)

被保険者だけではなく、配偶者の別居している両親の事故まで補償してくれます。
被保険者本人は69歳以下であることが加入条件ですが、補償範囲となる親の年齢に制限がないのがポイントです。
つまり、高齢の両親と離れて暮らしている夫婦が、両親のために保険に加入することができるのです。
ケガの補償がないので、個人賠償責任の補償のみで十分と考えている人向けの保険です。
インターネットでの申し込みができないため、新規加入や1年ごとの更新の度に直接保険外交員とやり取りしなければならない点がデメリットです。

3位 サイクル安心保険 個人補償プランB (年額2,650円)

こちらの保険は、自転車事故の賠償責任だけではなく入院も補償してもらえます。加入の年齢制限はありません。
入院補償は日額2,000円です。さらに、死亡・後遺障害保険金1,000万円の補償がついています。
ただし、これらの補償は加入者のみが対象で、「個人補償プランB」では家族のケガについては補償されません。
つまり、ケガの保険を家族何人かにつけたいなら家族プランにすることがおすすめです。

4位 ちゃりぽ 安心プラン(年額2,900円)

入院保険金が日額6,000円というケガへの補償が手厚い保険です。
ただし、家族のケガの補償はありません。ケガの補償を受けるには高齢者自身が被保険者となる必要があります。
また、家族あんしんプランや家族もっとあんしんプランは70歳以上が非保険者になれないので注意が必要です。
70歳以上の家族2人以上で契約したい場合は、この「ちゃりぽあんしんプラン」を追加で契約する必要があります。
個人賠償責任補償は最大3,000万円と、他の保険と比較して低めの設定になっています。

5位 au損保 Bycle ブロンズ(年額3,920円)

こちらの保険は賠償責任補償が最大2億円です。
入院した際の補償も充実していて、入院は日額4,000円、入院中の手術が40,000円、入院中以外の手術は20,000円補償されます。通院の場合は補償がありません。
自転車事故が起きた場合、補償金が2倍になるのも嬉しいポイントです。
さらに、こちらの保険にはロードサービスが付いています。
保険料は他の保険と比べて高めですが、補償内容が非常に充実した保険と言えます。

ケガの補償がほしい高齢者におすすめな保険は?

上では安い順のランキングを発表しましたが、安いプランでは高齢者自身のケガについて補償が少なくなる傾向があります。
高齢者の事故を考えると、損害賠償補償だけでなく自身のケガについても補償をつけておきたいところです。
高齢者自身の自転車事故のケガに対する保険として、ここでは au損保の Bycle シリーズをおすすめします。
Bycleシリーズは「自転車事故の場合、特定の補償が2倍」など自転車事故の補償を手厚くしています。
その中でも補償内容が特徴的なのがシニア層向けの「au損保 Bycle S」です。

Bycle Sはシニア層に優しい保険

うーん。

あいちゃん、どうしたんじゃ。
博士!実は今、おじいちゃんが自転車保険の加入を検討しているんです。

80歳で老眼なので、代わりに私が保険の内容を読んでいるんです。でもよくわからなくて。

資料を見せてみぃ。au損保 Bycle Sか。
プラン名 Bycle S
タイプ 本人型
月払い保険料 710円
年払い保険料 7,780円
入院一時金
(自転車事故時)
2万円
(4万円)
賠償責任補償 2億円
加入条件
(契約者の年齢)
18才以上
被保険者の年齢
(補償対象者)
70才~89才
死亡保険金
(自転車事故時)
200万円
(400万円)
ヘルメット
着用中死亡
100万円
法律相談費用 5万円
弁護士費用等 300万円
その他サービス 自転車ロードサービス
あれ?加入条件は18歳以上なのに、被保険者条件は70〜89歳?

Bycle Sは、高齢者が補償を受けられるプランじゃ。

じゃが、加入する人は18歳以上なら子供や孫でもいいということじゃ!
それなら、私かお母さんが加入しようかな。おじいちゃんが手続きするのは大変そう。

あ、博士。さっきの表、なんで入院一時金の項目が2万円と(4万円)って書いてあるんですか?

このプランは、自転車事故なら入院一時金と死亡保険金額が2倍になるんじゃよ!
2倍!?

他にも、ロードサービスや弁護士費用等の負担が付いている点も魅力的じゃ。

おじいちゃんが自転車で外出中にパンクしたら、帰ってくるだけで大変じゃろう。
確かに!この前、出先で電動自転車のバッテリーが切れちゃって大変だったみたい。

Bycle Sに加入していれば、ロードサービスが使えたのね!

さらに法律相談費用や弁護士費用等の補償も受けられる。

事故の時は相手との示談交渉代行もしてくれるし、示談がうまくまとまらなかった時は弁護士費用等が補償されるので、高齢者にとってはとても心強いんじゃ。

年齢制限なしで入れる保険プランの特徴

シニア向けの自転車保険と言っても何歳でも入れる自転車保険は多くありません。
被保険者本人として年齢制限なく加入できる保険は次の2つです。
・サイクル安全保険
・ちゃりぽ 
もう1つ、被保険者本人には年齢制限がありますが、補償対象となる家族には年齢制限がないプランがあります。それが、「ニッセイのまるごとマモル」です。
家族の誰かがまるごとマモルに加入することによって、高齢者の自転車保険の加入に対応することができます。
各保険の特徴を見ていきましょう。

被保険者本人の年齢制限がない保険は?

①サイクル安心保険(全日本交通安全協会)
・年額1,230円〜(1カ月あたり103円〜)
・通院の補償なし
②ちゃりぽ スタンダードプラン(ジャパン少額短期保険)
・年額2,900円〜(月額は260円〜)
・個人賠償責任補償が他の自転車保険と比較すると少ない
・入院保険金は日額6,000円
こちらの2つの保険については「高齢者向けの自転車保険ランキングTOP5」で詳しく解説しています。
高齢の両親のために自転車保険を探している方には、この次に紹介する「まるごとマモル」もおすすめです。

ニッセイのまるごとマモルは別居の配偶者の両親も対象

まるごとマモルは、本人や配偶者、その両親が起こした自転車事故の賠償責任を補償してくれます。
なお、両親は別居していても補償されます。
被保険者本人は69歳までという年齢制限がありますが、補償対象となる両親に年齢制限はありません。
日常のさまざまなリスクも補償してくれますので、両親のために保険に入りたいという方におすすめです。
ただし、インターネット上で加入手続きができないので、外交員と直接やり取りをする必要があります。

TSマーク付帯保険は安くて年齢制限がないが注意点多し!

TSマーク付帯保険とは、自転車点検を受けた際に自動的に付帯される保険です。こちらの保険も年齢制限がないのですが、注意点が多いので確認しておきましょう。
まず、自転車事故によって相手に重度な後遺症が残らないと補償されません。軽度なケガは補償の対象外です。
次に、TSマーク付帯保険には対物補償がありません。賠償責任の補償は対人のみです。
さらに、有効期限が1年間なので毎年更新しなければなりません。

高齢者の自転車保険加入で重視したいポイントは?

高齢者向けの自転車保険の場合、誰のための保険が欲しいのか、自分が高齢者なのか親が高齢者なのかで最適な保険は変わってきます。
高齢者向けの自転車保険を選ぶ時のポイントは次の3つです。
①年齢制限
②補償範囲
③補償金額

高齢者が入れる自転車保険って結構いろいろあるんですね~。

よし!アイちゃんのために、高齢者が自転車保険に加入する際に重視するポイントを伝授しよう!
やったー!

まず一つ目は、誰の自転車事故を補償する保険に加入したいのか明確にすることじゃ。

被保険者本人が高齢なのか。あるいは、加入者は若いけれど、補償対象に含めたい家族の年齢が高齢なのか。
我が家の場合で言うと、おじいちゃん本人が加入するのかどうかってことですね。

そうじゃ!二つ目のポイントは補償範囲じゃ。
補償範囲って見落としてしまいそうなポイントですね!

同居している親のみを補償してくれるのか、あるいは別居していても補償対象となるのかを確認しよう。
別居でも補償してくれるなら、遠くに済んでいる両親のために保険に入ることができますね!

そうじゃ!それから、補償されるのが賠償責任のみで十分なのかどうかによっても変わってくるぞ。

ケガを補償してくれる保険に別途入っているのなら賠償責任のみでもOKじゃな!
高齢者の場合、ケガに対する補償は義務じゃなくても必要ですね!

そういうことじゃ!すでに医療保険などに加入しているのなら補償範囲も確認しておこう。
補償範囲が重複していたら無駄ですもんね!

さすがアイちゃんじゃ!

三つ目のポイントは補償金額じゃ。各補償でいくら受け取れるのか確認するんじゃよ。
特に賠償責任の補償額は重要ですね!

そうじゃな!それに加えて高齢者の場合は入院の場合の補償も考えておいた方がいいじゃろう。

高齢者に最適な自転車保険を選ぼう

いかがでしたか?今回紹介した高齢者でも加入できる自転車保険の中で、自分や高齢の家族にとって最適な保険は見つかりましたか?
最後にポイントを簡単におさらいしておきましょう!
自転車保険で補償されるのは主に次の2つです。

  • 相手のモノを壊したり、ケガをさせてしまった場合の損害賠償補償
  • 自身のケガに対する補償

相手への損害賠償補償は今回紹介した全てのプランに含めることができるので、自身のケガの補償が必要かどうかで最適な自転車保険をえらんでください。
すでに傷害保険などに加入していてケガの補償に備えているなら、サイクル安心保険などの安い自転車保険がおすすめです。
ケガの保険にまだ加入していないのであれば、au損保のBycle Sや損保ジャパンのまも~るプランなど、ケガの補償が充実しているプランを選ぶといいでしょう。
被保険者本人や補償対象となる家族の年齢や、どのような補償が必要なのかをよく考えて、今回ご紹介した内容を参考にして最適な保険を選んでくださいね!

注意事項
*1
保険プラン比較表利用時の注意事項については、保険プラン比較表利用時の注意事項をご覧下さい。
*2
今回のアンケートの詳細については、インターネットを利用したWEBアンケート調査をご覧下さい。

あなたにおすすめの記事

【au損保の自転車保険】はロードサービスつき!口コミは?更新や解約方法は? 自転車保険会社一覧 いくら?特徴・注意点もまるわかり! 自転車保険の得するコラム 【保険知識を制する者はお金を制する!】 【2020年版】自転車保険比較の方程式のおすすめ5選!注意点は?家族で義務化に対応

各プラン比較一覧表はこちら

各プランの詳細については下の表をご覧ください。

保険会社 プラン名 保険料(年額) 被保険者年齢条件 個人賠償責任補償 死亡・後遺障害補償 入院一時金 通院補償(日額) 入院補償(日額) 手術補償 示談代行 サービス
au損保 Bycle S 7,250円 70~89歳 2億円 200万円 2万円 ・ロードサービス
・自転車事故の場合は特定の保険金2倍など
Bycle ブロンズ 3,920円 0~74歳 2億円 250万円 4,000円 2万または4万円
Bycle シルバー 6,560円 0~74歳 3億円 400万円 2万円 1,000円 6,000円 3万または6万円
Bycle ゴールド 11,940円 0~74歳 3億円 400万円 5万円 2,000円 6,000円 3万または6万円
Bycle Best
ブロンズ
7,950円 0~74歳 2億円 250万円 4,000円 2万または4万円
Bycle Best
シルバー
14,890円 0~74歳 3億円 400万円 2万円 1,000円 6,000円 3万または6万円
Bycle Best
ゴールド
22,590円 0~74歳 3億円 400万円 5万円 2,000円 6,000円 3万または6万円
全日本交通
安全協会
賠償のみプランA 1,230円 無制限 1億円
個人補償プランB 2,650円 無制限 1億円 1000万円 2,000円
家族補償プランC 4,380円 無制限 1億円 750万円 3,000円
ジャパン少短 /
あいおい
ニッセイ
ちゃりぽ
スタンダードプラン
あんしんプラン
2,900円 無制限 1,000万円 300万円 6,000円
ちゃりぽ
スタンダードプラン
もっとあんしんプラン
4,100円 無制限 1,000万円 300万円 1,000円 6,000円
損保ジャパン まも~るプラン
死亡なしタイプ PY
18,870円 70~89歳 1億円 5万円 2,500円 5,000円 入院時:入院補償の10倍
外来時:入院補償の5倍
まも~るプラン
死亡なしタイプ NY
16,670円 70~89歳 1億円 5万円 2,500円 5,000円 入院時:入院補償の10倍
外来時:入院補償の5倍
まも~るプラン
お手軽タイプ LY
18,210円 70~89歳 1億円 200万円 5万円 2,000円 3,500円 入院時:入院補償の10倍
外来時:入院補償の5倍
まも~るプラン
お手軽タイプ JY
16,010円 70~89歳 1億円 200万円 5万円 2,000円 3,500円 入院時:入院補償の10倍
外来時:入院補償の5倍
まも~るプラン
基本タイプ HY
25,080円 70~89歳 1億円 300万円 5万円 3,000円 5,000円 入院時:入院補償の10倍
外来時:入院補償の5倍
まも~るプラン
基本タイプ FY
22,880円 70~89歳 1億円 300万円 5万円 3,000円 5,000円 入院時:入院補償の10倍
外来時:入院補償の5倍
日本生命/
あいおいニッセイ
まるごとマモル 1,990円 ~69歳※2 家族については年齢制限がありません 無制限 10万円

※ 65歳までを対象とすることが多い共済は除外しています。
なお、表の年齢は加入時の年齢であることに注意しましょう。