子供の自転車保険に県民共済はアリ?共済に加入済ならプラス月140円で補償が手厚く!

県民共済は保険会社の自転車保険と比べて補償が手厚い場合もあるため、子供の自転車保険として県民共済を検討している方もいるのではないでしょうか?

しかし、他の自転車保険と比べて県民共済の保険料は高額です…。

どうにかして、もう少し安く手厚い補償を受けられるようにならないのでしょうか?

実は、県民共済は適切に利用することで安く、手厚い補償を受けることができるんです!

本記事では、県民共済のお得な利用方法をご紹介したいと思います。

県民共済の“自転車保険”とは

県民共済のお得な利用方法をご紹介する前に、まずは県民共済で自転車保険の役割を担う保険をチェックしてみましょう。

【資料1】加入条件と補償範囲

プラン名 個人賠償
責任保険
生命共済
こども1型
生命共済
こども2型
加入
条件
県民共済の
生命共済・
新型火災
共済に加入
0~満17歳 0~満17歳
補償
対象者
被保険者と
同居親族
被保険者
のみ
被保険者
のみ
月掛金 140円 1,000円 2,000円

県民共済を一般的な自転車保険にするには「個人賠償責任保険」+「生命共済 こども型」に加入する必要があります。

個人賠償責任保険とは、自分が他人にケガを負わせたり、ものを壊したりした場合に補償してくれる保険です。

上の表から分かるように、県民共済の個人賠償責任保険は被保険者だけでなく、同居親族みんなが補償を受けることができます。

つまり、共済に月140円プラスすることで、子供を含めた家族全員が個人賠償責任補償を受けられる上に自転車保険義務化の条件も満たせるんです!

ポイント
県民共済に入っている人のうち誰かの契約に個人賠償責任保険を追加するだけで、家族全員に損害賠償補償をつけることができる!

すでに共済に加入している人は、ぜひ検討してみましょう!

プラン名 個人賠償
責任保険
生命共済
こども1型
生命共済
こども2型
加入条件 県民共済の
生命共済・
新型火災共済
に加入
0~満17歳 0~満17歳
補償
対象者
被保険者と
同居親族
被保険者
のみ
被保険者
のみ
月掛金 140円 1,000円 2,000円
入院
日額
5,000円 1万円
通院
日額
2,000円 4,000円
手術 2万~
20万円
4万~
40万円
後遺障害 12万~
300万円
24万~
600万円
死亡・
重度障害
500万円 1,000万円
損害賠償 3億円 100万円 200万円

※表は横にスクロールできます

県民共済は高いだけ?答えは「NO」

補償内容は手厚いものの、保険料は高額…

先ほども説明したように、県民共済で他の保険会社の自転車保険に相当するものは「生命共済 こども型」に「個人賠償責任保険」をセットさせたものでしたね。

では、県民共済の保険を「個人賠償責任補償」と「傷害補償」の2つの観点から分析してみたいと思います。

まずは過去の賠償額を参考に、県民共済の個人賠償責任補償がどれだけ手厚いのかチェックしてみましょう。

【資料2】過去に起きた高額賠償事例

賠償額 加害者 事故の概要 被害者の状態 判決
9,521万円 小学生 夜間に自転車で帰宅途中、歩行中の女性と正面衝突 意識不明の重体 平成25年7月
9,266万円 高校生 自転車横断帯のかなり手前の歩道から車道を斜めに横断し、
対向車線を自転車で直進してきた会社員と衝突
言語機能の喪失等 平成20年6月
6,779万円 男性 ペットボトルを片手に下り坂をスピードを落とさず走行し交差点に進入、
横断歩道を横断中の女性と衝突
死亡 平成15年9月
5,438万円 男性 昼間、信号表示を無視して高速度で交差点に進入、
青信号で横断歩道を横断中の女性と衝突
死亡 平成19年4月

過去の自転車事故における賠償金の最高額は、9,521万円であることが分かりました。

この結果から、個人賠償責任補償は最低でも1億円は欲しいところですね。

その点、県民共済の個人賠償責任補償は3億円もあるので、補償はかなり手厚いといえるでしょう。

次は、当サイトが行った自転車事故の治療費のアンケート結果を参考に、県民共済の傷害補償がどれだけ手厚いのかチェックしてみましょう。

【資料3 】実際に起きた事故での平均治療費

100人中 日額治療費平均 合計治療費平均
通院 93人 3,078円 17,597円
入院 9人(自己負担5人) 6,440円 54,000円
手術 7人(自己負担5人) 36,250円 36,250円

アンケート結果から、通院は日額平均3,078円、入院は日額平均6,440円、手術は日額平均36,250円かかることが分かりました。

つまり、県民共済の傷害補償については「生命共済 こども2型」であれば安心できるといえるのではないでしょうか?

「生命共済 こども1型」の場合、多少平均治療費には足りませんが、保険料を安くしたい場合はこちらでも問題なさそうです。

ここで、子供の自転車保険として県民共済を検討している人の中には「他のサイトの記事と言っていることが違う…」と思った人もいるかもしれません。

たしかに、他のサイトの記事では子供の自転車保険の県民共済ついて「個人賠償責任補償はこども1型で100万円、2型で200万円なので補償が足りない」と結論付けている記事が多いようです。

しかし、これはあくまでも「生命共済 こども型」のみで賠償責任を考えた場合の結論であり、実際はそこにプラス140円/月で個人賠償責任補償を最高3億円で付帯することができます。

つまり、補償が足りないという主張は正しいとは言い切れないんです。

その一方で、県民共済の保険料に関してはけっして安いはいえません。

自転車保険の中では、高級品といえる部類に入るでしょう。

注目すべきは個人賠償責任保険の月掛金と補償対象者

県民共済の補償内容が充実していることは分かりましたが、保険料が高額なのであれば加入をためらってしまいますよね…。

「保険料が高いのであれば、補償内容が充実していることは当たり前なのでは?」と考える人もいるでしょう。

では、県民共済は自転車保険としては劣っているのでしょうか?

いいえ、けっしてそのようなことはありません!

最初にご紹介した表を見ると分かる通り、個人賠償責任保険の補償対象者は「被保険者と同居親族」となっています。

つまり、子供本人に「生命共済 こども型」と「個人賠償責任保険」をかけるのではなく、すでに加入している家族の誰かの共済に「個人賠償責任保険」を新たにセットすることで、安くて手厚い個人賠償責任補償を受けられるようになるんです!

県民共済の適切な利用方法は、県民共済に加入している家族に「個人賠償責任保険」を付帯すること

県民共済の補償や適切な利用方法をご紹介しました。

県民共済の個人賠償責任保険は、被保険者だけでなく同居親族みんなが補償を受けることができます。

つまり、月々たったの140円で子供を含めた家族全員が個人賠償責任補償を受けられるようになり、義務化の条件も満たせるという優秀なものなんです!

ただし、家族の誰も県民共済に加入していないなら、自転車保険に相当する共済の保険料は高額の部類になるので要注意。その場合は、他のプランを検討することをおすすめします。

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【2020年版】自転車保険比較の方程式のおすすめ5選!注意点は?家族で義務化に対応
注意事項
*1
保険プラン比較表利用時の注意事項については、保険プラン比較表利用時の注意事項をご覧下さい。
*2
今回のアンケートの詳細については、インターネットを利用したWEBアンケート調査をご覧下さい。

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