SBI損保は、走行距離に応じた保険料を設定する『自動車保険』が有名ですよね。
実は自動車保険に「自転車事故補償特約」をつけると自転車保険として使うこともできるんです。
そんなSBIの自転車保険について、注意点や口コミをしっかり見ていきましょう!

SBI損保ってどんな会社?
【SBI損保の会社概要】
企業名:SBI損害保険株式会社(SBI Insurance Co., Ltd.)
設立年月日:2006年6月1日(SBI損保設立準備株式会社として設立)
資本金:409億円(うち資本金205億円、資本準備金204億円)
【沿革】
SBI損保設立準備株式会社設立
SBIホールディングス株式会社とあいおい損害保険会社(現あいおいニッセイ)の共同出資。
2007年12月
社名を『SBI損害保険株式会社(略称:SBI損保)』に変更。
2008年1月
営業を開始。
2017年3月
SBIホールディングス株式会社がSBIインシュアランスグループ株式会社に株式を譲渡。
そもそもSBIの自転車保険って?
SBI損保の自転車保険は単体での販売はしておらず、自動車保険のオプション補償として契約者の任意でセットすることができる特約の1つです。※1
この特約は「自転車事故補償特約」といい、被保険者またはそのご家族が自転車での走行中や搭乗中の事故で他人をケガさせてしまったり、他人の物を壊してしまったりした時に補償されます。
※1.SBI損保の自動車保険:ご契約のしおり
補償内容 損害賠償責任保険は最大1億円まで
SBI損保の自転車事故補償特約の補償内容は以下の通りです。
※表は横にスクロールできます。
補償内容 | 補償金額 | |
損害賠償責任保険 | 1事故につき:最大1億円 | |
傷害保険 | 死亡保険 | 1名につき:最大1,000万円 |
後遺障害保険 | 1名につき:最大40~1,000万円 | |
医療保険 (治療日数が5日以上の場合に限る) |
一律5万円 |
1.損害賠償責任保険
他人にケガをさせてしまったり、他人の物を壊したりしてしまった時に補償されます。SBI損保の場合は、1事故につき最大1億円が補償されます。
自転車事故による過去最高額の損害賠償事例が約9,500万円だったことが検討する1つの目安となるでしょう。
ちなみにSBI損保では、家族もこの補償を受けることができます。
家族の範囲としては3通りを含みます。
①被保険者と配偶者(内縁を含む)

②被保険者または①の同居の家族

③被保険者または①の別居の未婚の子

2.傷害保険
被保険者またはその家族が自転車運転時による傷害した場合に補償を受けることができます。ただし、制動装置(ブレーキ等)を備えていない自転車を運転している間に生じた事故は補償の対象外とないます。
・死亡保険
事故日からその日を含めて180日以内に傷害がもとで亡くなられた場合、1名につき最大1,000万円の保険金が支払われます。
・後遺障害保険
事故日からその日を含め、180日以内に後遺障害を負った場合はその程度に応じて保険金が支払われます。
SBI損保の場合は、1名につき最大40~1,000万円とかなり開きがありますがその補償内で保険金が支払われることとなります。
但し、支払われる後遺障害保険金額は、保険期間を通じて死亡・後遺障害保険金額を限度としています。そのため所定割合100%で保険金を受け取った場合、その後ケガによって死亡された場合でも、死亡保険金を受け取ることはできないので注意が必要です。
・医療保険
SBI損保では、自転車事故によりケガをして病院で治療を受けた場合に医療保険を受けることができます。
ただし、医療日数が5日以上の場合に限り一律5万円が補償されるため、1日だけでは補償されませんので気を付けましょう。
示談代行サービスを受けることができる

平成30年(2018年)1月1日以降始期の契約では、対物賠償保険等と同様に『示談代行サービス』を利用することが可能です。※2
このサービスは、人身事故や物損事故のそれぞれにプロの専任スタッフがチームで連携して対応を行います。そのため、契約者が自転車の事故によって加害者となった場合、被害者の方に対する示談交渉をSBI損保が受け持って対応してくれます。
また、逆にお客さまが被害者となった事故に関する相談も専任のスタッフが親身になってアドバイスをしてくれますよ。
※2.自転車事故補償特約 - 1日あたり10円!
補償されない事故もあるので注意が必要

①歩行中の事故
自転車事故補償特約は、契約者やその家族が歩行中に他人の自転車と起こした事故は補償対象外となります。※2
あくまでも「自転車走行中に負った時のケガ」「他人をケガさせた時」「他人の物を壊した時」の補償内容ですのでご注意くださいね。
②日常生活の事故に備える『個人賠償責任特約』は別途契約が必要
個人賠償責任特約とは、自動車保険などに付帯できる特約の1つです。※3
内容としては、自転車搭乗中以外の日常生活の中で起きた偶然な事故などによって賠償責任を負担する時に補償されます。
自転車事故補償特約と個人賠償責任危険補償特約を合わせて契約する場合は、単独で契約するよりも個人賠償責任危険補償特約の保険料が安くなるそうです。
自転車以外の補償も受けたい場合は別途検討してみてもよいかもしれません。
※3.個人賠償責任危険補償特約
気になる保険料は月々300円 Apple Payも対応

SBIの自転車事故補償特約は、月々約300円でご利用いただけます。※2
1日あたりの金額に換算すると、約10円!普段ご家族の誰かが自転車に乗るようであれば、自動車保険と合わせて付けてもよいのではないでしょうか。
とってもお得なサービス内容となっています。
SBI自転車保険の保険料支払い方法
保険料の支払い方法は以下の6つの中からお選びいただけます。
・Apple Pay
・スマートコンビニ払い(振込票なし)
・ネットバンク決済(振込依頼書なし)
・コンビニエンスストア払い(振込票あり)
・銀行振込(振込依頼書あり)
また、Apple Payに関してはクレジットカード払いのみ利用できます。ただし、この支払い方法はiOS(Safari)をご利用且つ、Apple Payの設定済みの方のみが利用できる支払方法です。
SBI損保『自転車事故補償特約』の特長と注意点
- 月々約300円という手頃な掛金で加入ができる
- 被保険者のみならず、その家族も補償対象内
- 損害賠償責任保険は1事故につき最大1億円まで補償される
- 契約自動車が複数の場合は、1台の契約に付帯すれば補償を受けることができる
- 単体での販売はしておらず、あくまでも自動車保険に任意で付けることが可能なオプション特約である
- 自動車を持っていない人は加入できない
- 契約者やその家族が歩行中に他人の自転車と起こした事故は補償対象外
- 個人賠償責任危険補償特約は別途契約が必要
また、あくまでも自動車保険にオプションとして付けることができるプランなので、単体での自転車保険ではないことを念頭にいれておきましょう。
自動車保険と自転車保険を合わせて検討したい人にはおすすめ
この特約内容は以下の様な方にベストではないでしょうか。
・自動車を持っている
・本人、または家族が自転車を利用する
・自動車保険と合わせて加入ができ、支払いも1つにまとめたい
月々約300円で始められますので、自動車保険と自転車保険を合わせて検討したい人にとってはおすすめの特約内容となっています。
ぜひ、自動車保険の補償内容と合わせて検討してみてはいかがでしょうか。
保険プラン比較表利用時の注意事項については、保険プラン比較表利用時の注意事項をご覧下さい。
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今回のアンケートの詳細については、インターネットを利用したWEBアンケート調査をご覧下さい。
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SBI自転車保険加入者の口コミ
改善してほしい所
特になし。
今のところありません。
改善してほしい所
改善して欲しい事は特にありませんが、保険料を更に安くしてもらえると嬉しいです。