全日本交通安全協会が提供する自転車保険『サイクル安心保険』には3つのおすすめポイントがあります。
- 業界最安水準!月当たり103円~
- すべてのプランで賠償補償1億円
- 年齢制限がなし、高齢者も加入できる
それでは注意点なども踏まえてみていきましょう。

全日本交通安全協会の『サイクル安心保険』は高齢者におすすめ
全日本交通安全協会の自転車保険「サイクル安心保険」は、高齢で他の自転車保険に加入できない人におすすめです。
多くの自転車保険では、70歳や75歳を区切りに加入や継続ができなくなります。
シニア層が加入できる場合も、保険料が高いことがプランが多いので、高齢者が入れて月当たり103円からというのは魅力です。
しかも月当たり103円で、家族全員分の損害賠償補償を受けることができます。

『全日本交通安全協会』ってどんな団体?
まず、『一般社団法人 全日本交通安全協会』とは、どんな活動をしている団体なのでしょうか?
全日本交通安全協会の歴史
『全日本交通安全協会』は、都道府県交通安全協会、大都市交通安全協会、国家公安委員会および警察関係者を会員とする組織として昭和25年11月6日に設立されました。
活動内容は?
50年以上の歴史を持っており、交通安全に寄与する組織として、主に下記のような活動をしています。
- 交通安全国民運動中央大会の開催
- 全国交通安全運動の共催
- 交通安全年間スローガン、交通安全ポスターデザインの募集と普及
- 反射材の普及促進
- ハンドルキーパー運動の推進
- 交通安全ファミリー作文の募集
- 交通安全アクションへの参画
- 交通安全広報の推進
『全日本交通安全協会』は、こうした活動とともに、損保ジャパンの自転車保険『サイクル安心保険』を取り扱っています。
全日本交通安全協会の『サイクル安心保険』を徹底解剖!

全日本交通安全協会が扱う自転車保険は、3つのプランに分かれています。
・プランB(個人補償プラン)
・プランC(家族補償プラン)
それぞれのプランはこんな人におすすめ
プランA 賠償責任だけでいい人
プランB 自分か特定の人に入院と死亡・後遺障害保険金つけたい人
プランC 家族にも入院と死亡・後遺障害保険金つけたい人
詳しい内容をまとめた表を掲載したので、良ければご覧ください。
プラン名 | サイクル安心保険 賠償のみプランA | サイクル安心保険 個人補償プランB | サイクル安心保険 家族補償プランC |
---|---|---|---|
タイプ | 本人型 | 家族型 | |
月払い保険料 | – | ||
年払い保険料 | 1,230円 | 2,650円 | 4,380円 |
契約概要 | https://www.hokencontract.jp/bicycles/files/download/plan_outline_6_201704.pdf | ||
ケガの補償対象者 | − | 被保険者本人 | 被保険者本人・配偶者・その他の親族※ |
通院(日額) | – | ||
入院(日額) | – | 2,000円 | 3,000円 |
手術(入院中) | – | ||
手術(入院中以外) | – | ||
賠償責任 | 1億円 | ||
加入条件(契約者の年齢) | 年齢制限はありません。 ※未成年の方が加入を希望される場合、親権者の方が自転車会員に加入することで、保険制度のご加入者になっていただきます。 |
||
被保険者条件 (補償対象者の年齢) |
年齢制限はありません | ||
特約 | 自転車総合保険普通保険約款に各種特約をセット | ||
死亡保険金・後遺障害 | − | 1,000万円 | 750万円 |
保険金支払い方法 | 立替請求型 | ||
保険料払込方法 | 口座振替 クレジット払い | ||
割引 | – | ||
示談代行 | 〇 | ||
その他サービス | – | ||
特記事項 |
※その他の親族:同居の親族及び別居の未婚(婚姻歴がないこと)の子
※未成年者が保険への加入を希望される場合には、親権者の方が自転車会員に加入していただき保険制度のご加入者になっていただきます。
※賠償責任補償条項 傷害補償条項ともに自転車事故のみ対象となります。
補償内容以外に特徴を挙げるとすれば、加入年齢に制限がない点があるでしょう。他社の保険の場合、加入年齢が定められていることが多く、お子さんやご高齢の方が加入できないことも少なくありません。
その点、サイクル安心保険は年齢に関係なく加入できるので、年齢の問題で他社の自転車保険に加入できない高齢の人でもにも自転車保険を利用することができます。
また、ネットから加入すると、年間200円お得になるので、これから加入する人は、ネットからの加入がおすすめです。
郵送で申し込む場合は?
郵送(口座振替)での申し込みを希望の方は「郵送お申込み用封筒」を印刷して郵送してください。
郵送で加入申し込みをする場合は、プランA 1,430円、プランB 2,850円、プランC 4,580円とネット申し込みに比べてそれぞれ200円ずつ1年間の保険料が高くなります。
「サイクル安心保険」の賠償責任金額1億円は手厚い?
補償内容を確認したところで、次にその内容が十分といえるのか見ていきましょう。
まず、自転車保険をチェックする上で最初に確認したいのは賠償責任補償額です。
その理由は、過去の自転車事故で課された、高額な賠償命令にあります。
これまでの最高額は、9,521万円と一般の人が支払うことが限りなく難しい金額です。
自転車搭乗者が加害者となった事故で、最大1億円近くの損害賠償の可能性があることを考えると、サイクル安心保険のプランは3つとも事例よりも多い補償内容となっています。
ただし、今後これまで以上に高額な賠償命令が発生する可能性があるので、それを踏まえた上で加入を検討しましょう。
傷病保険金は手厚い?通院・手術がついてないことに注意
自分が加害者となった場合相手に支払うお金を確認したところで、次に自分が事故でケガをした場合、保険会社からもらえる補償について見ていきましょう。
プランB・Cには、入院補償がついている一方で、プランAには何もついてません。
この点はどうなのでしょう?
当サイトが行った自転車事故の治療費に関するアンケートの結果を、参考までにご覧ください。
※横にスクロールできます。
合計治療費平均 | 日額治療費平均 | 100人中 | |
---|---|---|---|
通院 | 17,597円 | 3,078円 | 93人 |
入院 | 54,000円 | 6,440円 | 9人(自己負担5人) |
手術 | 36,250円 | 36,250円 | 7人(自己負担5人) |
この表は、自転車で事故に遭った方100人対象に、「通院・入院・手術」の経験人数と平均額を掲載しています。
1つの目安として、この表の平均額以上であれば、補償内容が充実しているといえるのではないでしょうか。
「サイクル安心保険」の補償は入院日額2,000円となってますが、平均治療費は6,000円以上です。
一方、手術を経験した人は平均36,000円程かかっており、通院は3,000円程かかります。
この数字をどう受け止めるかは人それぞれですが、自転車保険に加入するならこの結果を踏まえつつ検討する必要がありそうですね。
まとめ
全日本交通安全協会の「サイクル安心保険」は、加入年齢に制限がないため、高齢者で自転車保険に加入したい人におすすめしたい自転車保険です。
ただし、通院・手術補償がついていない点には注意して、デメリットも確認した上で加入を検討してください。
保険プラン比較表利用時の注意事項については、保険プラン比較表利用時の注意事項をご覧下さい。
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今回のアンケートの詳細については、インターネットを利用したWEBアンケート調査をご覧下さい。
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全日本交通安全協会の「サイクル安心保険」の口コミ
改善してほしい所
特になし
改善してほしい所
特にありません。
改善してほしい所
同じくらいの保険料で、自分自身がケガしたときの補償も、できればつけてもらいたいです。