リーズナブルな自転車保険「ちゃりぽ」
自転車保険のちゃりぽについて、プランごとの特徴からあなたにおすすめの保険を見つけます。
注意点もお見逃しなく!
目次
「ちゃりぽ」には6つのプランがある!
ちゃりぽ自転車あんしん保険(通称ちゃりぽ)は、月々260円から加入できるリーズナブルな自転車保険です。
この保険は「ジャパン小短」と「あいおいニッセイ同和損保」の二社が引受保険会社となっています。
保険料が安く年齢制限のない「スタンダードプラン」や補償充実の「家族プラン」など、全部で6つのプランから選べます。
「ちゃりぽ」共通の特徴は3つ
ちゃりぽには保険料の安さ以外にも3つの特徴があります。
1. 入院保険金日額6,000円
ちゃりぽの中で一番安い月額260円のスタンダードプランであっても入院日額が6,000円付いています。
入院日額6,000円というのはこの価格帯だとかなり手厚い部類に入ります。
2.銀行振込・コンビニ払いが可能(年払いの場合)
保険料の支払いをクレジットカードにしている自転車保険が多い中、ちゃりぽは銀行振込やコンビニ払いが可能です(年払いの場合)。
3. スタンダードプランは年齢制限なし
1番安いスタンダードプランに限り、被保険者の年齢制限がありません。
70歳以上の家族がいる方には特ににおすすめです。
「ちゃりぽ」共通の注意点は2つ
自転車保険として魅力的なちゃりぽですが、次の点にしっかり注意した上で加入を検討してください。
通院補償が手薄
ちゃりぽには「スタンダード」・「賠償1億プラン」・「家族プラン」があります。
さらにその中でも通院補償のない「安心プラン」と通院補償の付いた「もっと安心プラン」を選ぶことができます。
ただし、通院補償の付いた「もっと安心プラン」を選んだとしても通院補償は日額1,000円しか付きません。
プランごとに補償内容がバラバラ
「スタンダードプラン」には示談交渉サービスが付いていません。
逆にスタンダードプラン以外のプランでは被保険者に年齢制限があります。
ちゃりぽは保険の引受会社が2つあることもあり、プランごとに補償内容がバラバラです。
高いプランほどすべてが優遇されているというわけではないありません。
事前にプランごとの特徴と注意点をしっかり確認して、自分に最適なものがあるかどうか判断しましょう。
こんな人におすすめ
プランごとに補償内容がバラバラな「ちゃりぽ」ですが、各プランに共通の特徴もあります。
それを踏まえて、この保険はどんな人におすすめできるのかを解説します。
入院時の補償が手厚い保険を探している人
月々260円のプランを選んでも入院日額6000円が補償されます。
銀行振込やコンビニで支払いを済ませたい人
年払いの場合、クレジットカード以外の支払い方法を選ぶことができます。
これらに当てはまる人は、さらに各プランの特徴を見て最適なものを選ぶと良いでしょう。
こんな人にはおすすめできません…
入院補償よりも通院補償を重視する人
通院補償は「安心プラン」にはつきません。
「もっと安心プラン」でも通院日額は1,000円しかつかないので、通院保障を重視する人には物足りないでしょう。
1億円超の個人賠償責任補償が欲しい人
「スタンダードプラン」では賠償補償1000万円、それ以外のプランは賠償補償1億円です。
それ以上の賠償補償が欲しい人は他の保険をさがす必要があります。
家族タイプの安い保険に加入したいという人
家族プランの場合、通院保障のつかないタイプでも保険料は年間9,800円かかります。
「家族タイプでとにかく安い保険を」と考えている人には他の保険をおすすめします。
自分に最適なプランを探そう!
ここまでは「ちゃりぽ」の各プラン共通の特徴を見てきました。
ここからは「ちゃりぽ」の各プランの特徴をご紹介します。
自分にぴったりのプランを探してみましょう!
ちゃりぽプラン比較表

※詳しくは、ちゃりぽ公式ページ(https://charipo.info/)でご確認ください。
各プランの違いは?
ちゃりぽには次の3つのプランがあります。
- スタンダードプラン
- 賠償1億プラン
- 家族プラン
その中でさらに2種類のプランを選べます。
- あんしんプラン
- もっとあんしんプラン
1. 個人賠償責任補償額
自転車保険で最も重視すべきなのが、相手にケガを負わせてしまった場合の補償です。
この個人賠償責任補償は次のようになっています。
- スタンダードプラン : 1000万円
- その他のプラン : 1億円
2. 示談交渉代行サービスの有無
スタンダードプラン以外には事故の際の示談交渉代行サービスがついています。
3.「後遺障害補償」と「手術補償」
賠償1億プランには後遺障害補償が、家族プランにはそれに加え手術補償が付いています。
4. 通院補償
「安心プラン」と「もっと安心プラン」の違いは通院補償の有無です。
3つのプランを選んだうえで通院補償が必要であれば「もっとあんしんプラン」を選びましょう。
5.その他
-
スタンダードプラン
月払い可能で年齢制限がないという特徴があります。 -
賠償1億プランと家族プラン
70歳以上は加入できません。
どのプランを選ぶべき?
それぞれのプランに異なる特徴があることが分かりましたね。
しかし、ちゃりぽへの加入を検討している人の中には「結局どのプランを選べばいいの?」と頭を抱えている人もいるのではないでしょうか?
そんな人のために、どのプランがどんな人におすすめなのかまとめてみました!
「スタンダードプラン」がおすすめな人
- 被保険者が70歳を超えている
- 賠償補償は少なくていいから安く済ませたい
- 月払いをしたい(※月払いはクレジットカードのみ)
「賠償1億プラン」がおすすめな人
- 損害賠償責任補償を充実させたい
- 示談交渉サービスを付けたい
- 後遺障害補償を付けたい
- 保険料と補償内容のバランスのいいプランを探している
「家族プラン」がおすすめな人
- 家族全員のケガの補償をしてくれる保険に入りたい
- 入院・手術補償が充実している保険を探している
賠償責任補償はいくら必要?
いくらあれば十分?
自転車保険への加入を検討する上で最も重視すべきなのは、相手のケガへの補償です。
これに当てはまるのが「個人賠償責任補償」で、自転車保険の加入義務化に対応しているのもこの個人賠償責任補償です。
過去の自転車事故では、実際に9,521万円もの高額な賠償命令が下された例があります。
ここで、改めてちゃりぽの賠償責任補償の上限を確認してみたいと思います。
ちゃりぽの補償内容
- スタンダードプラン : 1000万円
- その他のプラン : 1億円
「賠責1億プラン」は1億円なので安心だと感じるかもしれませんが、「スタンダードプラン」の補償限度額は1,000万円なので心もとないと感じる方もいるのではないでしょうか?
損害賠償が1000万円を超える事故はそう起きるものではありませんが、万が一に備えるなら1億円のプランを選ぶのがよいでしょう。
逆に1000万円で十分と考えるのであれば、月々260円で入院日額6,000円のスタンダードプランは魅力的な保険と言えます。
ケガの補償は十分?
入院補償は日額6,000円補償されるも、通院補償や手術補償は不安
続いて、自分や家族がケガをした場合の補償を確認してみたいと思います。
当サイトが行った「自転車事故の治療費に関するアンケート」の結果をご覧ください。
※表は横にスクロールできます。
100人中 | 日額治療費平均 | 合計治療費平均 | |
通院 | 93人 | 3,078円 | 17,597円 |
入院 | 9人(自己負担5人) | 6,440円 | 54,000円 |
手術 | 7人(自己負担5人) | 36,250円 | 36,250円 |
平均値であるこの表の内容相当であれば、補償内容が充実しているといえるでしょう
通院補償
まずは、通院補償について見てみましょう。
通院費の平均は約3,000円です。
「あんしんプラン」の通院補償額は0円、「もっとあんしんプラン」の通院補償額は1,000円なので、通院に関しては補償を当てにしないほうがいいでしょう。
入院補償
続いて、入院補償について見てみましょう。
入院費用の平均は約6,400円。
ちゃりぽの入院補償限度額は全プラン共通して6,000円あるので、入院補償に関しては安心できると感じる人も多いでしょう。
手術補償
最後に、手術補償について見てみましょう。
手術費用の平均は約36,000円ですが、家族プラン以外は手術補償は0円です。
個人タイプの保険を探していて、手術に備えたいという人は、他社の保険を探したほうが良いでしょう。
逆に手術補償のついた家族タイプの自転車保険を探している人にはおすすめです。
「ちゃりぽ」には盗難保険もある?
今回紹介した「自転車あんしん保険」とは別にちゃりぽには盗難保険もあります。
5,000円以上の自転車ならスポーツバイクタイプに限らず加入することができます。
また、新車でも中古車でも加入が可能です。
ただし、盗難された場合、車両代金が全額補償されるわけではないので注意してください。
詳しくは公式サイトをご覧ください。
契約変更・更新・解約手続きは「Myちゃりぽ」から
契約変更は「Myちゃりぽ」にログインして行う
ちゃりぽの契約変更などは、Myちゃりぽという専用の会員ページから行うことができます。
Myちゃりぽでは、契約内容の確認や以下の契約変更を行うことができます。
- 住所変更
- メールアドレス変更
- 改姓の手続き
- クレジットカードの変更
- 解約申し込み
自転車保険の解約について、年払いをしている人は返戻金を受け取ることができます。
ただし注意点もあるので、詳細は以下の記事をご覧ください。

最適なプランを選ぼう
最後に、ここまでの情報を簡単にまとめます。
自転車保険「ちゃりぽ」は全プランに入院日額が6,000円付いているので、入院補償を重視したい人におすすめです。
年齢制限のないプランを探している人はスタンダードプランを選びましょう。
年払いの場合は銀行振込やコンビニ払いが可能なので、クレジットカードを利用したくない人にも向いています。
注意点としては、年齢制限や示談交渉の有無などプランによって内容がバラバラだということです。
何を重視するかをまず決めよう
すべてのプランについて注意点を確認するのは大変なので、まず自分が一番重視するポイントは何なのかを決定すると良いでしょう。
保険料、賠償補償、年齢制限、家族のケガなどから候補のプランをまず1つに決めて、その上で詳細を見ると検討しやすくなります。
しっかり注意点を確認して、最適な保険プランを選んでくださいね。
保険プラン比較表利用時の注意事項については、保険プラン比較表利用時の注意事項をご覧下さい。
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今回のアンケートの詳細については、インターネットを利用したWEBアンケート調査をご覧下さい。
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