旅行やショッピングの際に便利な「JCBカード」。そんなJCBが提供するトッピング保険には、自転車保険として利用できる2つのプランがあります。
そこで今回は、JCBのトッピング保険「日常生活賠償プラン」と「自転車プラン」の特徴や注意点を分かりやすく解説します!
目次
JCBのトッピング保険はアリ?ナシ?
こんな人にオススメです!
- 補償は最低限に抑えて、とにかく保険料を安くしたい人
- 補償は個人賠償責任補償だけでいい人
- 家族で保険に加入したい人
こんな人にはオススメできません…
- JCBのクレジットカードを持っていない人
- 手厚く補償される自転車保険を求めている人
JCBのトッピング保険の特徴と注意点
そもそも「トッピング保険」って何?
あれ~?どこにいったんだろう……?
あ、博士!私のJCBカード知りませんか?
お ぉ、アイちゃんのJCBカードじゃのう。デスクの下に落ちておったぞ。
ありがとうございます!JCBカードって、ショッピングや旅行で使えて本当に便利なんですよね~!
ところで、JCBのトッピング保険に自転車保険として利用できるプランがあることを知っておるかのぉ?
え?JCBにも自転車保険があるんですか?
ん~……。JCBのトッピング保険は、普通のクレジットカードの保険とはちょっと違うんじゃよ。
その“ トッピング保険 ”と普通のクレジットカードの保険って、何が違うんですか?
JCBのトッピング保険は、クレジットカードに自動的に付いてくる海外旅行保険やショッピング保険にプラスして付帯する保険のことじゃ。
へ~、本当にトッピングって感じなんですね!
自動的に付いてくる保険は保険料が無料なんじゃが、トッピング保険には別途保険料がかかるんじゃよ。
クレープのトッピングに料金をプラスしてチョコソースをかける、みたいな感じだ~♪
まぁ、そんな感じじゃ……(すごい例え方じゃな……)
JCBのトッピング保険にはいろんな種類があって、その中で自転車保険として利用できそうなものは「日常生活賠償プラン」と「自転車プラン」の2つがあるんじゃ!
「日常生活賠償プラン」と「自転車プラン」か~。
「自転車プラン」に関しては、さらに「基本」「安心」「もっと安心」の3プランがあるんじゃ。
JCBのトッピング保険について、もっと詳しく教えてください!
JCBカードを持っている人と、その家族が補償される
コホン。JCBのトッピング保険は、当たり前じゃがJCBカードを契約している人しか加入できないんじゃ。
そうなんですね。
しかし、トッピング保険の「日常生活賠償プラン」と「自転車プラン」は、一部を除いて被保険者の家族が補償の対象になるぞ!
被保険者の家族って?
配偶者や同居している親族、別居している未婚の子どものことじゃよ。
補償されるのは、JCBカードを持っている人だけじゃないんですね!
つまりJCBのトッピング保険は、家族で加入したい人にオススメの保険なんじゃ!
クレジットカードの保険だからといって、安いとは限らない!
「日常生活賠償プラン」は、ほぼ個人賠償責任補償のみの保険といえる。その代わり安い!
JCBのトッピング保険で自転車保険として利用できる2種類のプランは、どう違うんですか?
「日常生活賠償プラン」と「自転車プラン」には、大きな違いがあるんじゃ。プランの保険料や補償を一覧で並べた資料をチェックしてみるぞ!
プラン名 | 日常生活賠償プラン | 自転車プラン | |||
---|---|---|---|---|---|
基本 | 安心 | もっと安心 | |||
月払保険料 | 150円 | 280円 | 600円 | 990円 | |
個人賠償責任 | 1億円 | ||||
死亡・後遺障害(交通事故のみ) | 100万円(本人のみ) | 100万円 | |||
入院保険金日額(交通事故のみ) | – | 1,000円 | 2,000円 | ||
通院保険金日額(交通事故のみ) | – | – | 1,000円 | 2,000円 | |
手術保険金(交通事故のみ) | 入院中 | – | 10,000円 | 20,000円 | |
外来 | – | 5,000円 | 10,000円 | ||
示談代行サービス | ○ |
あれ?「日常生活賠償プラン」と「自転車プラン」では、補償内容が全然違う……。
その通りじゃ。「日常生活賠償プラン」は、1億円の個人賠償責任補償と死亡・後遺障害補償の2つだけなんじゃよ。
うんうん。
とくに死亡・後遺障害補償に関しては、補償の対象が家族ではなく本人のみになっているじゃろ?
本当ですね。家族は補償されないのか~……。
つまり、死亡・後遺障害補償はオマケみたいなもので、ほぼ個人賠償責任補償のみのプランだと思っていいじゃろぉ。
最低限の補償ってことですね……。この補償の少なさはちょっと不安かも……。
その代わり、保険料は月150円とかなり安価なんじゃ。家族が補償されるタイプの保険でこの安さはあまりないぞ!
なるほど。ほぼ個人賠償責任補償だけの保険だけど、保険料は安いなんて悩みますね……!
「自転車プラン」は一般的な自転車保険の家族プランと同じような内容。とくに安くはない
資料を見る限り「自転車プラン」は、いっぱい補償が付いているように見えますね。
そうじゃな。入院補償や手術補償など、ケガのリスクへの補償も付いているのが「自転車プラン」なんじゃ。
でも、ちょっと保険料は高くなるんですね……
「自転車プラン」は個人賠償責任補償だけでなく、自分たちのケガのリスクに対する補償がついている分、保険料は高くなっておるのぉ。
補償が充実しているから、そこは我慢かな。
「日常生活賠償プラン」に比べて補償は充実しておる「自転車プラン」じゃが、注意すべき点もあるんじゃ。
え?補償がたくさん付いている「自転車プラン」の注意点って?
実は「自転車プラン」の補償では、ケガのリスクに対応できるとは言い切れないんじゃよ。
え~!それは困ります~!
では、当サイトが行った自転車事故の治療費に関するアンケート結果を見てみるかのぉ。
100人中 | 日額治療費平均 | 合計治療費平均 | |
---|---|---|---|
通院 | 93人 | 3,078円 | 17,597円 |
入院 | 9人(自己負担5人) | 6,440円 | 54,000円 |
手術 | 7人(自己負担5人) | 36,250円 | 36,250円 |
100人の治療費の平均が出ていますね。
このアンケートと「自転車プラン」の入院補償・通院補償・手術補償を比べてみると、「もっと安心」でもアンケート結果を超えていないことが分かるじゃろ?
本当だ……。入院・通院・手術のどれも平均以下ですね……。
そのうえ「死亡・後遺障害」「入院補償」「通院補償」「手術補償」はどれも交通事故のみ対象となるから、ケガの原因が交通事故ではない場合はこの保険は適用されないんじゃ。
補償があるから安心だと決めつけずに、支払われる保険金も確認する必要があるんですね。
契約確認・解約方法は?
契約確認を行うためには、会員専用WEBサービス「MyJCB」にログインする必要があります。
ログイン後の確認については以下の通りです。
契約確認
- ログイン後、「各種お申込み・購入」の「保険のご案内」をクリック
- 「保険のご案内」ページの「トッピング保険のお申込み・照会」をクリック
- 「トッピング保険のお申込み・照会」の「トッピング保険のご加入内容照会」をクリック
- 「トッピング保険加入内容一覧」から加入している保険の「詳細」をクリック
解約方法
「JCB保険グループ」または損保ジャパンカスタマーセンターに電話をしてください。
インターネットやQ&Aなどの質問フォームでは保険解約手続きはできません。
また、電話の際はJCBカードと保険証券を用意する必要があります。
【JCB保険グループ】
0570-064-995(有料)
受付時間/9:00AM~5:00PM(土・日・祝・年末年始休)
【損保ジャパン日本興亜カスタマーセンター】
0120-582-058(平日9:00AM~5:00PM)
0570-064-995(有料)
受付時間/9:00AM~5:00PM(土・日・祝・年末年始休)
【損保ジャパン日本興亜カスタマーセンター】
0120-582-058(平日9:00AM~5:00PM)
【結論】加入するなら「日常生活賠償プラン」がオススメ
JCBのトッピング保険「日常生活賠償プラン」と「自転車プラン」について解説しました。
「自転車プラン」は保険料がそれほど安いとはいえない上に、補償内容についても安心できるとはいえません。
そのため他の自転車保険を検討した方が賢明かもしれません。
対して「日常生活賠償プラン」は、安い代わりに補償内容はほとんど個人賠償責任補償のみといえます。
そのため個人賠償責任補償だけ欲しい人は、JCBのトッピング保険「日常生活賠償プラン」を検討してみてはいかがでしょうか?
自転車保険を検討するなら、自転車保険おすすめ5選も見てくれの。

注意事項
*1保険プラン比較表利用時の注意事項については、保険プラン比較表利用時の注意事項をご覧下さい。
*2
今回のアンケートの詳細については、インターネットを利用したWEBアンケート調査をご覧下さい。
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