自転車事故体験談|事故後、後日相手から請求の電話が。弁護士に相談した結果は‥?

曲がり角で正面衝突。お互い様ということでその場は謝って別れたのに、後日まるでこちらが加害者かのように、治療費を請求されることに。穏便に済ませようと最初は従っていたものの、要求は次第にエスカレートしていきました。最終的に、知人の紹介で弁護士に間に入ってもらうことで、なんとかトラブルを収めることに成功しました。

体験者プロフィール

・ニックネーム:なおこ
・年代:40代
・性別:女性
・職業:主婦
・お住まいの都道府県:大阪府
・自転車保険加入:加入なし
・相手のケガの補償:5万円(自分)
・弁護士費用:15万円(自分)

事故が発生した時期、詳しい状況と経緯

今から約一年半ほど前のことです。雨が降っているとか見通しが悪いというようなことは全くない、お天気のいい日のことでした。
いつものようにお昼前にスーパーでの買い出しをすませ、自転車で帰り道を急いでいる時のこと、同じく買い物袋をカゴに入れ自転車に乗った女性とぶつかってしまいました。

私が角を曲がろうとした時、私の方へ曲がろうとして来た女性と出会い頭でぶつかってしまった形です。お互いの前方不注意だったのですが、二人とも自転車とともに転倒し、買い物袋から荷物が散乱してしまいました。
しかし、そこは同じようなおばさん同士。
その場でちょっと笑いながら「すみませ〜ん」と謝りあい、お互いに目立った外傷がないのを確認。「念のため」と携帯番号を交換して別れました。

ここまでは、よくある自転車でぶつかっちゃった、という事故で終わるはずだったのです。
しかし、それから約1ヶ月後。相手の女性から電話がありました。

ケガや物損の詳細

実は、あの自転車事故で腰を強く打っていて、寝てばかりの生活と仰るのです。
私は、転倒の際に足を擦りむいていたりしてしばらくは痛いところなどもありましたが、大きな怪我はなくほぼ無傷。しかし、相手は私より20歳ほど年上の60代ということで、同じように転倒しても痛みが違ったのかと、大変申し訳なく思ってしまいました。
気が滅入るとも仰っていたので、自宅にお見舞いに伺えないかとお聞きすると快諾くださり、菓子折りを持ってお見舞いに行くことになりました。

この時、主人にも相談したのですが、
「お見舞いに行っておしゃべりしたりすれば相手の方の気晴らしになるんじゃないか」
「大げさなことじゃないんだから、平日の昼間に一人でお邪魔させてもらったらいい」
ということで、数日後自宅にお伺いしました。

自宅に伺うと、相手の女性のご主人も在宅中。寝室に入れていただき、最初は普通におしゃべりをしていました。
顔色もよく元気そうで安心しましたとお話ししていると、途中からご主人がいらっしゃり
「こんなことされて困ってる」
「家のことも全部、オレがやってるんや」
「このままずっと寝たきりになったらどうしてくれんねや」
「これまでの治療費もかかってるんやぞ」
と、感情的な声で怒鳴られてしまいました。

私としては、お互いの不注意での事故という認識。被害者・加害者という意識はなく、自分より年上の方との事故ということで親切心からお見舞いに伺っていただけなので、本当に驚いたのを憶えています。
しかし、それと同時に大きな声で怒鳴られ、とても怖くなってしまいました。
「誠意を見せろや」と最後に言われ帰宅。
主人にそのことを話し、ここできちんと弁護士の方などに入っていただくことも案に出たのですが、「できるだけ大ごとにしない方がいい」というのが主人の意見でした。

ネットなどでこういった際のお見舞金について少し調べ、後日に主人と一緒に5万円と菓子折りを持って再度、自宅を訪問させていただきました。
この時は主人が一緒だったこともあってか、前回ほど大きな声で怒鳴られることはありませんでしたが、上から目線の横柄な態度は相変わらず。お見舞金も渡したし、これで終わると思っていたのですが、そうはいきませんでした。

その翌日、相手の女性からまた電話がありました。
内容は「私の主人は自営業をしていて、妻である私はそこでパートとして働いている。しかし、あの事故以来、出勤できない。給与を支払え」というもの。その場は「すぐにお返事できない」と電話を切りました。
再度主人に相談したところ、きっぱりと断らなければいけないということで、そういったことにはもう対応できないと相手の女性に連絡しました。
すると、また翌日、今度は女性のご主人から連絡が。
「妻が働けないので、妻より高い給料を払ってパートの人を雇っている。事故がなければこんなことにならなかった。パートの人の給料を支払え」
と言ってきたのです。
「事故はお互いに責任があった。私のするべきことは全てさせていただいた」とはっきりお伝えしたのですが、同じような内容の電話がその後も繰り返し何度もかかってきました。

損害の解決までの経緯

もう自分たちだけで解決するのは不可能だと思い、友人の紹介で弁護士の方に相談することに。とても親切に話を聞いてくださり、同時に「自転車同士の事故だからと軽く考えてしまったこと」「すぐに謝ってしまったこと」が私たちの落ち度だと説明してくれました。そして、今後は電話や連絡があっても弁護士を通すということで、相手の方とは接触しないように言われました。
最後に「自転車事故を軽く見てはいけないのは絶対だけど、これはちょっと相手が悪かったね」という言葉をかけてくれました。私は主人に迷惑をかけてしまい自分を責める気持ちでいっぱいだったので、その言葉にとても救われたのです。

それから、弁護士さんが調べていくにつれ、その女性が日頃は元気に自転車に乗っていることなどが判明。相手の方は、まさか弁護士が出てくるとは思っていなかったようで、弁護士さんが間に入ってからは、随分と弱気になったようでした。
調停などできちんと争うこともできるようでしたが、長引くのが嫌だったことと弁護士さんのおすすめもあり、もう私たちに接触をしないという旨の念書を取って終了となりました。

事故の感想

弁護士費用は、すべて合わせてで15万円ほどでした。
決して安くはありませんが、きちんと片付けていただけたので、相談して本当によかったと思っています。

今では、おばさん同士の自転車事故と甘くみていたことを本当に反省しています。
多額の賠償金を支払わなくてはならない自転車事故もあるという話を聞いたので、
今回の件を通して、自転車事故もカバーする保険の必要性を痛感しました。

注意事項
本記事は投稿者様の体験談に基づいた記事となります。自転車事故のリスクまたは自転車保険に関する考え方には個人差があるため、あくまでも参考としてご覧ください。

あなたにおすすめの記事

自転車事故の示談交渉自転車保険での示談交渉を解説!示談代行特約と弁護士費用特約が付いたau損保がおすすめ 自転車保険のおすすめ5選【2020年版】自転車保険比較の方程式のおすすめ5選!注意点は?家族で義務化に対応 保険会社一覧自転車保険会社一覧 いくら?特徴・注意点もまるわかり! 自転車保険の体験談